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「南瓜金助」及び「のざらしむくろ」名義の自作漫画・イラストなど保管しています倉庫です。
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  みなさま、ご無沙汰しておりました。かつて小林少年丸と名乗っていた者です。

 エロ漫画舞台から身を退いて早十数年。これといった活動もなくひっそりと消えてゆくのだろうなと思っていた所で、またこの名で挨拶するのも感慨深いものがあります。…とはいえ、脳内構造が当時の小林少年丸的構築を成していないのは私個人が一番よく知っている所。そんな状態での今更ながら何故に小林少年丸を名乗るのか?と言いますと、電子書籍が某大型通販サイトでも購入できる様になっている事もあり、誰だこれ?的に興味を持たれる方がいらっしゃるかも知れないと一縷の思いもありまして、個人的な備忘録もかねての…いわゆる宣伝活動でもしてみようかな、とそんな心づもりになり、小林少年丸だった部分を絞り出してみた次第です。

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ああ見えて実は少女漫画的作風でエロ漫画を描いてみたいと言う考えあって始まった状態から、へ理屈並べて思い込みの強い極めて自己中心的な世界観のもとに10数年描き続けていました。当然ながら支持して頂いた読者さん、編集者さん、出版社さんあっての物種。振り返ってみれば好き勝手描かせてくれて、作り手としてはいまだに感謝も絶えず、つくづく相当に幸せな環境だったなぁと、思えています。続く、『おかさき潤』や『南瓜金助』に繋がる活動までも思いっきり〈描きたい形〉を楽しませて頂いたのですから、表舞台での活動に思い残す所はありません。第一、いま頭を小林少年丸の思考に戻そうとしても、あれはあれで偏った考え方の塊だった気がしていて、現在3歳児の親であることから、〈人間をゼロから構築しなければならない〉という非常にシビアな現実に真っ向から接しなければならなくなった生活環境からは、私の能力では絵を描く作業すら両立できず不可能だと感じていて、その〈人間構築〉がある程度、幼稚園などの他者に委ねる事ができて、自分に費やせる時間を捻出できる環境になったら、のんびりとこっそりと趣味的活動として『絵』を描き続けていこうかな…とは考えている所です。



 前置きはともかくとして(笑)、
小林少年丸について以下にちょこっと記してみますので、
興味のある方はご一読ください。

 まずは、デビュー当時のペンネーム『小林少年』の発生から。いつぞや単行本かなにかに書いたような気もしますが、デビュー前に漫画アシスタントとしてお世話になっていたエッチ系漫画家の大御所である某恩師から何度かそう呼ばれて頂いた事があって、その流れで名乗ってしまいました。かの有名な小説家様の探偵とは全く関わりのない安易なものですが、とは言え、小林姓であれば〈それを準えた意味〉で一度はそう呼ばれた事があるでしょうし、そう考えれば全く関係がないとも言えない所が微妙な感じですが…(汗)。そしてその10年後に「デビューしてから十年経ったから一桁〈0〉が増えた」といったニュアンスで『丸』を足したのですが、『小林少年』にクレームがあったとかそう言った類での変名ではなく、もうはっきりとは憶えていませんがいつの頃からか〈10年経ったらそうしたい〉と考えていた行動で、単なる飽きっぽい性格故の仕業でした。それを含め、いくつかのペンネームが点在してしまっている行動からもそれは頷けるとは思いますが…(笑)。

 デビュー直後に担当して頂いた某エロ漫画雑誌編集者さんに100人いれば100通りのセックスがあると言われてから、なるべく同じような設定や内容にならないよう心掛けてはいたのですが、例の”変にこだわり”を含んだ絵面に加え、へ理屈こね変化をつけて行くしか作り方を思い浮かばなかったので、エロ漫画としては致命的な称号である”抜けない”をとにかく言われ続けていた記憶があります(苦笑)。終盤は少女漫画風作画にもともと嗜好のあった変態的ニュアンスを放り込んで行きたくなり、個人的には「負界の書」「遊界の書」「妹小屋」をまとめられた辺りから、小林少年丸をやり終えた感が沸き上がっていて、思い返せば「いじわるな私と月」「まいらんどはつてん」「悪」「折り畳み式肉人形日記」や「少女楔」「虫取り網の少年」を描けた満足感も加わってきて、身を退くには頃合いかなと思い立ち、雑誌の休刊なども重なってタイミング的にも小林少年丸終了となったのでした。それでも商業誌的な媒体から完全に身を退くまでは、何かしら漫画に挑戦していたい思いが強く、リアル寄りの作風の「おかさき潤」や作風に自由に挑戦させて頂いたルポ形式(?)のコアコミックスでは「南瓜金助」として活動したりしていました。

 現在では正体を明かしてしまいましたが元エロ漫画描きと名乗らずに極個人的な趣味で”ゾンビと楽しく過ごそう的ブログ”で遊んでいた頃もあったのですが、どこでどう気付いてくれたのか、「もしかして小林少年丸ではないでしょうか?」とメッセージやメールなど送ってくれたファンの方もいらっしゃいまして、それはもう心が打ち震えるくらい驚いて感動して物凄く嬉しかったです。私のような者でも憶えていて下さっている方がいるなんて幸せ過ぎでしょう。

 …と言ったワケで当ブログにて、「おかさき潤」に続いて「小林少年(丸)」の単行本やら単行本に収録されなかった作品なんかも紹介して行ければと考えております。上にも載せましたように諸々の感謝も含め、片鱗程度のしぼりじる的投稿作品もあるかもしれませんので、小林少年あるいは小林少年丸をふと思い出した時にでも寄ってみて下さい。



 ”おまけ”に身を退いた後にふと思いついてしまった、エロ漫画的世界観の小ネタのラフも載せてみます。これはまず商業誌的にはNGかなぁ。事故によって、自分を含め世界中の人間が子供の時の姿でしか見えなくなってしまった男の主観的世界観での話だからなぁ(笑)。もし実現出来たらこんな内容じゃないかな?と妄想を膨らませるのも一興かと。

 


では、また。
お会いできる日を楽しみに…



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南瓜金助×のざらしむくろ
性別:
男性
自己紹介:
南瓜金助名義にてコアマガジン刊廉価版コミックスに収録の漫画で作画を担当したりしていました。ゾンビ漫画家になるのが夢です。こつこつと拵えて来たイラスト・漫画がたまって来たのでこの場をお借りして倉庫的な作品置場を設置させて頂きました。(…とは言っても大した数ではありませんが)
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