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電子書籍｢ギャル改造ケイカク!｣作品紹介 その３

最終的には“おかさき潤”名義での活動となって
現在に至るわけですが、遡る事今から10数年前の
“小林少年”時代の話、とある雑誌の当時の担当編集者から、
私の描く漫画の女子は“意志が強過ぎる”と言った指摘を
受けた事があります。自分では意識して描いている
覚えは無かったのですが、言われればなるほど
その節はありそうだと作風に気質や特徴なり
現れてしまうもだなと感心した記憶があります。

現在のエロ漫画事情はわかりませんが
その担当編集者の話ですと、どうやら当時のエロ漫画に
登場する女子はなにされてもいいなりになる様な
服従系が好評との事で、女子の意志は重視されない的な
発言でした。とは言え、意志の強い女子というのも
個人的には好ましいので、逆に意識して(笑)
意志のしっかりした女子を主人公にして
描いてしまった漫画もあったりします。
根本的には純粋に好みの“女の子”を描きたかった
といった感覚だったとは思いますし、
それはそれで個人的には非常に楽しかったのですが、
我を通すのも状況によりけりといった事でしょうか、
その為かは判りかねますがその当時の活動も
ウダツの上がらない状態のまま

身を退く事になって行きました(笑)


今回、紹介致します漫画は
そんな意志の強い女子の流れを引き継いで
いそうな作品で、乱暴を受けてしまった
女子達の惨たらしい内容ながら、非常に
荒々しさを物語るエンディングを迎えていて
個人的には気に入っています。

第３話 ｢避暑地の悪夢｣ (P16)

夏休みの間、知り合いの関わっている避暑地のホテルで
バイトする事になった主人公。気楽で楽しいバイトライフを
思い描き、川辺でつかの間の休みを過ごしていたが、
現地のいけ好かない三人の男共に声をかけられ
無視されたと言いがかりを受け腹いせに乱暴されてしまう。



一緒にいた友達はショックのあまり茫然自失、
主人公も男共の力に抗えず自由を奪われてしまう…


調子に乗った男共は、更なる凌辱を続けようと女子達を
弄ぼうと企んでいる…果して女子達の行く末は如何に。




リベンジムービーと称される映画が数多ありますが、
この漫画は個人的にはそう言った映画での
“復讐劇の始まる原因”となった前半エピソードの部分だけを
描いた漫画だと思い込みつつ描いていますので
ラストの主人公女子のモノローグも
そんな意味合いを持たせたセリフにしてあります。

ホラー映画好きな一個人からしますと
どちらかというと後半エピソードを集中的に描いて
みたいというのが本音ですけれどね(笑)



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